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| 番外編 中林宏明 | ♯01 入社当初の中林とは?「得意なこと=嘘をつく。好きなこと=お金」

♯01 入社当初の中林とは?
「得意なこと=嘘をつく。好きなこと=お金」

  
吉川メソッドに入社してから、約1年が経ったとき。 
 
30代男性のお客様を担当していたときだった。 
 
その方は、後々の仮称「中林ジム」のオーナーとなる、Tさんだ。 
 
Tさんのプログラム終了が近づいてきた日のこと。 
 
Tさん:「こういうダンベルとか、機材とか。全部でいくらくらいするの?」 
 
中林:「全部揃えてそんなに高くはないですよ。100万くらいだと思います。」 
 
Tさん:「へ~。そんなもんなんだね。」 
 
経営会議に参加しているくらいだ。機材の初期費用位は知っていた。 
 
当時の僕はお金に目がくらんでいた。 
 
だから、僕の“いやらしい”レーダーは、お金を持っている方に対する反応が良かった。 
 
このレーダーはTさんにも反応していた。Tさんの職業は医療系だった。 
 
最初は太っていたTさんだが、吉川メソッドの2ヶ月間のプログラムで、腹筋が見えてくるほど変化をされて、とても感謝された。 
 
喜んで頂けているのはとても嬉しかった。 
 
だけど、気がかりなことがあった。Tさんがスタートしてから、2週間ほど経ったときのこと。 
 
Tさん:「食事サポートメールの返事が全くないんだけど、こういうものなの?」 
 
中林:「いや、毎日返信されるはずですよ。来てないんですか?」 
 
Tさん:「そうだね。質問しても返ってこないよ。」 
 
毎日返信されるはずの食事サポートメールが一切返信がないなんて、「ありえない!」と思った。 
 
単純に食事サポートを担当していた女性スタッフ(以下:Nさん)に確認すれば良いものの、当時の僕はしなかった。 
 
ちなみに僕は、吉川先生から「寝かせバヤシ」と言われているほど、問題を寝かせることが得意だ。 
 
どうしようもできなくなるまで問題を熟成させてから、報告をする。一種の特技だ。 
 
なぜ、食事報告の返信がないことを、寝かせたのか? 
 
当時の僕は、会社に対する不信感があった。正確には不信感を感じていることも、寝かせていた。 
 
なぜなら、吉川メソッドを裏切って独立していく先輩を見て、「いつかは自分も独立する」ということを目論んでいた。どんなものなんだろうと興味があった。 
 
Tさんへの食事報告メールの返信がないということを理由にして、僕は勝手に会社に対する不信感をさらに募らせた。 
 
そして、吉川メソッドを裏切る準備を着々と進めることとなる。 
 
Tさんが卒業される間際のこと。 
 
Tさん:「今、新しいビジネスを始めたいと思っていてさ。うちのマンションの一室が余っていて、そこで飲食店でも始めようと思っていたんだけど。 
 
これだけ素晴らしいメソッドに出会って、サポートしてくれた中林さんにも、このメソッドを開発した吉川さんにもすごく感謝をしている。 
 
だから僕もこのメソッドを世の中に広げたいと思うし、自分ならもっと大きくできると思うんだよね。 
 
中林くんが全部好きなようにして良いから、うちの余ってる部屋をジムにして、中林くんの力を貸して欲しいんだけど。どうかな? 
 
僕ならもっとお客様が満足できるように、サービスを向上させるし、医者の友達もたくさんいるから、医療系と手を組めばもっと強みが増すと思うんだよね。」 
 
僕は考えた。すごく魅力的な話に感じてしまった。 
 
担当するお客様の成果が大きく出るようになってきているし、自分の力も付いてきているし、一人でもやっていけるんじゃないか? 
 
でも、吉川メソッドは辞めたくない。吉川先生はとてもいい人だし。厳しい環境だけど、自分を高められることを感じる。 
 
でも、辞めていく先輩もたくさん見てきて、吉川メソッドの悪口や文句をたくさん聞いた。 

食事報告メールの返信をしない女性スタッフNさん。心のどこかで会社に不信感があった。 
 
今思えば、不信感を作っていた。その不信感という思いは、直接聞くこともできたはずだが、得意の「寝かせる」の技を使っていた。 
 
お金が欲しいから。独立するため。吉川メソッドを裏切る理由が欲しかったのかもしれない。 
 
そして、吉川メソッドとTさんの話を天秤にかけた。 

 

ジャッジ:天秤

 
選んだのは、両方だった。 
 
「吉川メソッドにバレないように、Tさんのジムでも働く。」だった。 
 
吉川メソッドには、絶対にバレてはいけない。すべてが終わってしまう気がしていた。 
 
吉川メソッドに入社するときには、誓約書も書いている。ノウハウを流出してはいけないことや、他のジムで働いてはいけないことなど。 
 
心配なことがたくさんあったので、Tさんには相談した。寝かせずに。 
 
中林:「吉川メソッドに入社する際に、ノウハウの流出とか、他のジムで働いてはいけないとかの誓約書を書いたのですが、Tさんのジムで働くことは大丈夫なのでしょうか?」 
 
Tさん:「全然大丈夫でしょ。こっちも弁護士が付いているから何かあったら守ってあげるし、絶対にバレることはないように進めるから。 
 
そもそも、吉川メソッドのノウハウっていっても、筋トレも糖質制限もそこら中にあるわけだから、裁判になったところで、それが吉川メソッドのノウハウなんてことは認められないはずだよ。」 
 
僕は不安な思いもあったが、守ってくれるなら大丈夫なのか。 
 
大丈夫だろう!と言い聞かせて、Tさんのジムでは“立ち上げを手伝う”ということで、契約をした。 
 
そして、契約金としてお金も頂いた。 
 
当時は、お金が欲しいということのほかに、もっと優遇されたい。もっと周りから認めてもらいたい。いろいろな気持ちがあった。 
 
Tさんに何度か食事に連れて行ってもらい、着々と仮称「中林ジム」の準備を進めていった。 

 

(次回) ♯02 裏切りは、お金のためなら朝飯前