【腸内環境と便秘の改善法】糖質制限をすると便秘になる!?腸内環境はどうなるの!?

吉川朋孝

糖質制限は最も人体に適した食事なので、腸内環境もお通じも良くなります。ただし、しっかり脂質とカロリーを摂ることが大事です。

糖質制限をしてしばらく経つと「最近、便秘気味です」と相談されることが多いですが、実は便になりやすいものを食べてないので、炭水化物をたくさん食べていたときよりは便の量が少なくなって普通なんです。

食べたものがすべて便になるのではなく、食物繊維など消化吸収できない、いわゆるカスや腸内細菌、腸壁細胞の死骸が便となって出てくるわけです。

食物は胃で消化されると水分を抜かれ、栄養素を小腸で分解し、肝臓で代謝され、摂った栄養はエネルギーと使用される他に尿で出たり、汗として水蒸気となって出て行くか、二酸化炭素として気化されて出て行きます。

ご飯などのデンプン質の炭水化物や野菜には、消化吸収できない食物繊維が多く含まれますが、タンパク質や脂質の場合は食べたもののほとんどが体の材料として使われるので、いわゆるカスが出にくいのです。

糖質制限と腸内フローラの関係性はこの後出てきますが、便のほとんどが腸内細菌、腸壁細胞の死骸ということも考えると、糖質がそれらをたくさん作っている気もします。

脂質をしっかり摂れば快便になる

脂質をたくさん摂れば、油が潤滑油のような役割になり、便通はよくなります。女性の多くが便秘に悩まされるのはダイエット意識が高く、潤滑油になる脂質を避けがちだからです。そんな便秘体質な人でも焼肉で脂身たっぷりのお肉を食べると翌日は快便だった経験はあるのではないでしょうか。

余談ですが、戦時中、アメリカ兵が日本軍が占領している島に到着したときに、あまりの便の多さに大量の日本兵が潜伏していると勘違いしたそうです。肉食だったアメリカ兵からしたら、米ばっかり食べている日本人と便の量が違ったんでしょうね(笑)

腸内フローラも糖質制限によって短期で驚きの改善

以前「池上彰と考える細菌・ウイルス大疑問〜感染症・アレルギー・腸内細菌を徹底解説〜」という番組で協力させていただきました。

内容は「腸内フローラはわずか1ヶ月の糖質制限生活で改善できるのか?」という検証企画です。腸内フローラとは腸内細菌の集まりです。腸内環境を整える上で最も大事なものですね。

痩せることも目的だったため、カロリーも低く抑えました。その結果、ダイエットとしても1ヶ月で大きな成果が出ました。

では、腸内環境はどのように変化があったでしょうか?

その結果がこちら

腸内フローラの研究で世界中から注目されている福田真嗣さんもこの結果に非常に驚かれていました。

福田真嗣さん

正直言って驚くべき結果だったんですね。ここまで大きく腸内フローラが変わる事例に、私ここまで出会ったことがなかったので、非常に今回驚きました。

番組内で専門家の福田先生もかなり驚かれていました。また、それまでの常識では腸内フローラというのは、そんな簡単に大きく変わらない。これまでは長期的な数年単位という食習慣が我々の腸内フローラのパターンを決めるとされてきたけれど、こんなに短期間で変わると言う事が今回の糖質制限の実験でわかったとのことでした。

糖質制限恐るべしですね(笑) 糖質制限は人体に一番適した食事法なので、身体の中のシステムが正常に保たれるからだと個人的には思います。もちろん、これに筋トレも加えたら最強の健康法ですね!

POINT
  1. 炭水化物を摂っていたときより便の量は減る
  2. 糖質制限でしっかりと脂質を摂れば便秘は改善する
  3. 糖質制限によって腸内環境は速やかに改善される可能性が高い

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