筋肉をつけると背が伸びなくなる!?背を伸ばしたいならアレ食っとけ!

吉川朋孝

身長が伸びるか伸びないかの一番の要因は、遺伝子によるものです。一度生まれたときに受け継いだ遺伝子情報を食事や生活習慣で変えることはできなくても、自分が持っている身長のパフォーマンスを最大限に発揮する方法はあります。

筋トレをすると「背が伸びなくなる」という都市伝説的なことを聞くことがありますが、これは誤解です。強度の高い筋トレをすると成長ホルモンが大量に分泌されるので、むしろ筋トレをした方が伸びるはずです。ただし、成長期はバーベルスクワットのような脊柱に上側から強い圧をかけるのはやめておいたほうがいいでしょう。

筋肉質に背が小さい人が多いので、筋肉をつけると身長が伸びなくなるという都市伝説が生まれたと思われます。よく考えるとわかりますが、筋肉1kgが腕や脚につくとしたら、当然腕や脚が短い背の低い人の方が、筋肉の分布割合が狭くなるので、太く見えます。

ガリガリに見えても背の高い人が、意外とベンチプレスで重い重量を挙げてしまうのは、筋肉があるけど、広く分布しているので筋肉があるように見えないだけです。

筋肉隆々の体操選手に背が低い人が多い理由

体操選手は筋肉質と引き換えに背が低くなったのではなく、体操競技において、背が低い方が有利だからです。

回転を高速に行うためには、物理学的に体重の分布が回転軸により近い方が有利で、逆に背の高い人は、回転軸より離れたところに体重が分布されるため、背の低い人と比べると、より多くのエネルギーを必要とするからです。フィギュアスケート選手がスピンするとき、伸ばした腕を身体の軸に近づけると回転速度が増すのもこの原理です。

低身長になるのは糖質が原因だった

夏井睦先生が書かれた本 炭水化物が人類を滅ぼす【最終解答編】 植物vs.ヒトの全人類史 (光文社新書) に非常に興味深いことが書かれいる。

農耕開始前と開始後で、ヒトの身体状況はどう変わったのだろうか。一言でいえば、低身長化と短命化、そして不健康化である。身体の変化だが、狩猟採集社会から農耕社会に移行した全ての地域で、低身長化が徐々に進行したことが、世界各地の遺跡の研究からわかっている。

たとえば、ギリシアとトルコで発掘された1万年前のヒトの平均身長は180cmで、現代ギリシア人・トルコ人の平均身長より大きいし、ヨーロッパ各地の博物館に展示されている中世の騎士の鎧は、現代ヨーロッパ人には小さすぎてミニチュアサイズである。

また、日本人成年男性の身長の推移を見ると、縄文時代は160cm、古墳時代では163cmだが(これは渡米人の流入による高身長化と考えられている)、鎌倉時代から身長は低くなり、江戸時代末から明治初期にかけては155cmと、現代の中学1年生程度となる。

ちなみに日本人男性の平均身長が弥生時代に追いつくのは、じつに昭和30年代になってからである。低身長化の原因は、農耕開始とともに食糧に占める穀物の割合が漸増し、逆に動物性たんぱく質摂取量が漸減していったためだ。

引用元 夏井睦著:炭水化物が人類を滅ぼす【最終解答編】 植物vs.ヒトの全人類史 (光文社新書)

以上のことからしても、糖質は摂らずに動物性のたんぱく質、脂質を摂った方がいいですね。糖質制限最強です(笑) 個人的におすすめな身体作りに最強な食べ物は牛肉です!

POINT
  1. 身長が低い人は筋肉質に見えやすく、体操選手に背が低い人が多いのは、背が低い方が体操競技に有利だから
  2. 筋トレによる成長ホルモン分泌は大事だが、成長期に上側から強い圧をかける筋トレの種目は避けること
  3. 身長が伸びない一番の原因は、糖質過剰摂取と肉の摂取量が低いこと

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