吉川朋孝 筋トレの教科書ブログ

正しい知識を学んで一生の財産に

【なぜ?】自己流の筋トレでは筋肉がつかない!?

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今回のお話しは
「自己流の筋トレでは筋肉がつかない!?」です。

本題に入る前にまず、吉川メソッドは、
どのようにして生まれたのかをお話しさせて下さい。

筋トレは実に奥が深いものです。

プロゴルファーが毎回同じ場所に
ボールを落とすことが出来ないのと一緒で、
筋トレもこれ以上効かせることができない
完璧なフォームに到達することはできません。

私も筋トレを始めた頃は、
意識が難しい背中のトレーニングでも、
1年もすれば、わかったものだと勘違いしていました。

筋トレを続けて2年、3年と経つたびに
毎年「これ以上筋肉を効かせることはできないだろう」と

思えるほど、上達しているつもりなのに、
翌年にはもっと効かせられるフォームが
見つかったりするのです。

そのとき思いました。

「筋トレは永遠にマスターはない。
だから一生のスポーツを見つけた」

筋トレの目的は重い重量を
どれだけ挙げられるかではありません。

筋肉をどれだけ効かせられるか。
つまり、しっかりと筋破壊できたかどうかです。

私もジムに通い始めた最初の頃は、ジムの先輩達から

「とにかく高重量だ!
そんな軽いのを持ってたら甘い」
なんてよく言われました。

だから、どんどん重い重量にチェレンジし、
そして、どんどん重い物が持ち上がるようになりました。

しかし、重い物が挙がるようになっているのに、
肉体は変化していきません。

なぜだろう?

といつも思っていましたが、ここまでくると、
軽い重量に戻ると筋肉が落ちるのではないかと
思って、怖くて軽い重量には戻れません。

筋トレあるある(笑)負のスパイラルです。。。

当然、そんなことをやっていれば、
間接などに負担がかかります。

案の定、肩を怪我してしまいました。

それでやむを得なく、軽い重量で
やるしかなくなったのです。

しかし、これが私にとって
気づきのチャンスだったのです。

つまり、怪我をする動きは間違ったフォームであり、
正しいフォームでないと痛むので、
自然と正しいフォームが身についたのです。

すると、軽い重量なのに、
どんどん肉体が変化するのです。

今まで持っていた重量の半分以下なのにです。
ここで、私は筋トレに対する考えを一変させました。

筋トレをする人であれば、
通常は、前回10kgのものが8回挙がったら、
今回は同じ10kgのものを
9回以上挙げようとがんばります。

この強迫観念的なものが
フォームを乱していったのです。

挙げようと思えばフォームを
崩しせば挙がります。

筋トレで、重い物が挙がっている満足感は、
知らず知らずのうちに、

“挙げやすいフォーム”
になっているだけなのです。

ですから、私は前回10kgが8回挙がったら、
今回は、同じ10kgが8回も挙がらないくらい
キツいフォームはどんなフォームなのかを
探求していきました。

これが、吉川メソッドの原型であり、
考え方の原点なのです。

次回は

「筋肉を鍛えてるつもりが、
ただ使っているだけ?」

どういうこと???

それは・・・(続く)


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