さて、今回のテーマは、記憶力に自信がない方にもある方にも朗報です
「筋トレをすると記憶力が上がる」ことについて説明します。
吉川先生の755のトークアプリに、参考になるやりとりがあるので、ガッツリ引用をしてみなさまにお届けしたいと思います!(笑)
質問: 確かに、筋トレとかしたあとに勉強すると頭に入りやすい、集中できるって聞いたことあるんですけど、どうなんですか?
吉川先生からの回答: 最近の脳研究ででわかったことで、今まで記憶をする場所は、脳の海馬だと思われていたのですが、実際は一時的に保存するだけの役割のようです。
ヒトは記憶するとき、新しい記憶は一旦海馬に記録され、その後大脳皮質に記憶が転送され、長期的に保存されます。
この転送が盛んに行われているのが寝ているときです。
寝ているときに海馬に記録された記憶を大脳皮質にリプレイさせて固定化させているそうです。
海馬の神経細胞はおよそ1億個に対して、大脳皮質の神経細胞は100倍の100億個です。
また、海馬の神経細胞が新たに生まれる「神経新生」というものがあります。
この新たに生まれる神経細胞が、記憶の大脳皮質への転送と深く関わっていることが最近の研究でわかりました。
歳をとると記憶力が落ちるのは、この神経新生が落ちるからだと言われています。
神経新生が落ちれば、海馬から大脳皮質への転送が行われにくくなり、海馬の記憶容量がいつもいっぱいになっているので、新しいことが覚えにくいと言ったことが起きます。
若い頃は、神経新生が活発で、海馬から大脳皮質へどんどん転送されるので、常に海馬のスペースに余裕があり、新しいことがたくさん覚えられるわけです。
この海馬の神経新生を促進させるのが“体を動かす運動”です!
マウスの実験では、運動をしていると、神経新生が2倍ほど上がるということがわかっています!
マウスもヒトの脳も分子レベルでみるとほとんど差がないので、マウスで起こっているって事は、ヒトでも起こっていると考えられます。
有酸素運動をしながらのほうが何もしないときよりも記憶力が上がるというのもありますが、筋トレをすることによって分泌される様々なホルモンがやる気スイッチを押しますので、やはり筋トレが一番だと思います。
以上です。
ちょっと聞き慣れないワードもあって難しく、一度に全てを覚えるのは大変ですが。。。
「運動をすると、記憶力が上がる!その中でも筋トレがベスト!」 このことは覚えることができました!
お客様にもちゃんと説明ができるように、体を動かして、頭に入れていこうと思います♪
「歳をとれば記憶力は落ちるし、体力も落ちるのが常識!」という大きな思い込みが自分の中にありますが、筋トレをやっていれば急激に落ちることがないはずので、高齢になっても元気でいられそうな気がしますね。
逆に、筋トレをやっていれば、元気でなくなるタイミングを逃していっちゃうような気が…。(笑)
やはり、頭も体も健康でいるためには、筋トレがベストですね!
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