【むくみ改善方法】水の飲み過ぎは、水太りになるのが心配

吉川朋孝

水をたくさん飲んだからって太ることはありません。当然お水を飲んだ直後は、水の重量分だけ体重は増加しますが、脂肪が増えたわけではありません。

むしろ、水をたくさん飲んだ方が代謝は上がり、脂肪は落ちやすくなります。水太りを気にされる方は、いわゆる“むくみ(浮腫)”のことを言っていると思われます。そのむくみの原因は、塩分の摂りすぎ、お酒の飲みすぎ、疲労などの代謝の乱れ、筋肉不足などの様々な原因によって起こりますが、一番多いむくみの原因は糖質です。

体内で体液にある様々な物質の濃度バランスが崩れると、それを薄めようと水分を引き込んでしまい、むくみの原因となるのです。塩分の摂りすぎ、お酒の飲みすぎ、疲れたときに疲労物質が増えてむくんだりするのは、皆さんも経験されていると思います。

日常的なむくみは“糖質むくみ”

むくみの原因の中でも一番多いのは糖質です。一般的な人なら、糖質は食事の度に一日中摂っていますので、慢性的なむくみに気づきにくいのです。その糖質むくみがある上で、さらに疲労したり塩分の摂りすぎでむくみ×2状態になっているのが一般的です。

また、ブドウ糖は水分と結びつきやすく、筋肉も膨らみやすいので、糖質摂取は余計にパンパンになります。ボディービルダーがコンテストの前日、当日に糖質をたくさん摂るカーボローディングは筋肉の張りをよくするためです。パンパンにわざとするってことですね。

筋トレもむくみ改善に効果あり

糖質制限をすると、最初の1〜2日で体重が1〜2kgも落ちるのは、この糖質むくみが速やかに改善されるからです。また、筋トレもむくみ改善の効果はあります。筋トレ前にはパンパンだったブーツも、筋トレ後に楽にブーツが履けるようになるのは、リンパの流れが良くなるからです。

筋トレだけだと、むくみの土台になっている糖質むくみは改善されませんので、糖質制限と筋トレの両方を日常的にやることをおすすめします!

POINT
  1. 水をたくさん飲んだ方が代謝が上がり、痩せやすくなる
  2. むくみの一番の原因は糖質の摂りすぎ
  3. むくみ改善に最強なのは糖質制限と筋トレの組み合わせ

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